
人は自らの答えを見つけることができる力がある。コーチングではそう信じてコーチが関わっていきますが、その力を「セルフコーチング」という形で見る機会が合ったのでその体験について書いていってみたいと思います。
HERO INTERVIEW:
二人一組でやる「セルフコーチング」です。
やることは至って単純。次の4つの質問を相手に話していくだけ。
- 人生の中での至福な時、嬉しかったこと
- 辛かったこと、悔しかったこと
- 感謝していること、人
- その裏に隠れている価値観
時間はたっぷりと使う。各問に10分程度たっぷりと。そしてポイントは、ただひたすら聞くこと。質問や意見を差し込まず、ただただ話してもらう。その話、感情を一緒に聞きながら味わう。
こんな素晴らしい、人の真髄に近い内容の濃い話を行くと、ついつい言葉を差し込みたくなる。
「私もそんなことがあったな〜」
「それって、こうゆうことなんじゃない?」
でもここではただただジーッとジーッと話を聞く。
相手にたっぷりと時間とスペースを与える。
すると、相手は話しているうちに自ら話しを深く掘っていく。最初はその状況は事柄をしっかり伝えようと説明をするかも知れない。でもその後、(時間もまだ余っているし)なぜこの出来事が自分にとって大切だったのかを話しだす。その時の気持ち、その時の人間関係、その前後あったこと。そしてそれを口に出して伝えて、今湧いてきていること、気づいていること。
そしてその「裏にある価値観」部分で要約してみると、何自分にとって大切であり、満たされると嬉しく、裏切られると苦しいのか。それを理解すると自分は今後何を大切に生きていきたいのか。という大きなテーマは気づきが自ら浮上してきます。
ただ、自分で話し続けていただけなのに、自分の中で嬉しかったり、苦しかったり、感動したりして、その体験を通して自らの価値観について気づいていた。私の場合は「言葉にならない人の想い」というテーマが浮上しました。
人は質問を与えなくとも自らが話すことで、自分が出来事を捉えている解釈や意味に気づく。それを「声」に出して話すことで更に体感することができる。そして気づいた自分からもまた更に一層深い洞察を見つけることができる。
この体験して、人の自ら答えを探す力を改めて実感。
人はもともと創造力と才知に溢れ、欠けることころのない存在である
People are Naturally Creative, Resourceful and Whole
Co-Active コーチングの礎にある教えですが、それを目の当たりにしました。
コーチングではこれをコーチがリードしますが、人はもともと自分で答えを探し出せる力が備わっていて、セルフコーチングでもそれが体験できるということを実感しました。もちろんコーチがいることにより、一人ではないけない領域まで深めて広めることができると思いますが。
HERO INTERVIEW、ぜひ試しにやってみてください。
自分一人でも他の誰かとでも、じっくり時間をかけて声に出してみてください。
- 人生の中での至福な時、嬉しかったこと
- 辛かったこと、悔しかったこと
- 感謝していること、人
- その裏に隠れている価値観
これは気持ちの良い体験である、ということだけではなく、自らの価値観への発見があることでしょう。そして何よりも、自らの答えを見つけようとする力、気づく力を体感するでしょう。それがセルフコーチングの体験です。
自分が自分の力に気づいて動かしていくこと。
それが YOU MOVE YOU のコンセプトでもあります。
私はあなたのその力を倍増していくコーチです。
Activation Coaching は自分一人では見えない領域一緒に見ていきます。